背後に、意志を持たないまま積まれていくものがある。堆く己の身を掲げる塔のようなそれはしかし、腐臭を放っており、いずれ倒れるのだろう。音だけは音楽のような壮麗さを響かせながら、後には醜いガラクタの広がりが残るだろう。 だから私はガラクタを積み…
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